シンポジウム
以下の17のセッションテーマを設定しました。なお、招待・依頼講演は3月現在の予定です。
- S1.「生体高分子を機能場とする物質化学の開拓」
- キーワード:物質化学、生体高分子、化学反応場設計
- セッションオーガナイザー:山本 泰彦(筑波大院数理物質)、海野 昌喜(茨城大フロンティア応用原子科学研究セ)
- タンパク質や核酸などの生体高分子は、その独特の立体構造により特異な反応を制御している。したがって、生体高分子における機能場を有効活用すれば、医薬品や生体材料などの有用物質を効率的に創製することが可能になると考えられる。本シンポジウムでは、生体高分子の分子設計原理の解明から機能場制御への応用に関する最新の研究成果を第一線の研究者に御講演戴き、生体高分子に立脚する物質化学の最新の動向を概観すると共に将来を展望する。
- 依頼講演
- ◇天然状態および変性状態の熱力学的操作を通したシトクロムcの安定性調節機構の解明(筑波大院数理物質)太 虎林
- ◇巨大蛋白質の合理的反応場設計(京大物質‐細胞統合システム拠点)上野 隆史
- ◇弱い化学的相互作用によるタンパク質の電子状態制御(茨城大院理工)高妻 孝光
- ◇NMR 分光法を用いた Catalytic RNA (hammerhead ribozyme) によるRNA鎖切断機構の解析(東北大院薬)田中 好幸
- ◇カイニン酸型受容体を制御する化合物〜複合体結晶構造解析から見えたもの〜(茨城大フロンティア応用原子科学研究セ)海野 昌喜
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- S2.「配位プログラミング:分子超構造体の科学と化学素子」
- キーワード:金属錯体、分子超構造、化学素子
- セッションオーガナイザー:大塩 寛紀(筑波大院数理物質)
- 特異な物理・化学特性を有する機能階層的な金属錯体超構造体を設計通りに組み上げる「配位プログラミング」による金属錯体の分子デバイスへの展開について,次の4つのテーマで議論する。i) 化学機能、物理機能を持つ分子回路や超構造体界面の構築,ii) 個々の金属イオンや分子の相乗効果による特異な物性・機能発現,iii) 錯体や分子を自在に操る配位プログラミングを基盤とした新しい超分子の創出.iv) 生体分子の高い組織性と配位化学がもたらす自在なプログラム性を組み合わせる高次の分子間、集合体間の機能的コミュニケーションの動的制御。
- 依頼講演
- ◇界面での配位プログラミングによる電子機能性分子ワイヤの創製(東大院理)西原 寛
- ◇配位プログラミングによる新高分子の創製(慶應大理工)山元 公寿
- ◇階層的な配位プログラミングによる化学空間構築(名大院理)田中 健太郎
- ◇集積型金属錯体ナノ粒子‐合成と物性−(東農工大院共生科学)山田 真実
- ◇金属架橋を利用した芳香環ナノ集合体の精密構築(東工大資源研)○吉沢 道人・貴志 礼文・李 稚鴎
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- S3.「複雑液体の構造とダイナミクス」
- キーワード:複雑液体、分子運動、構造形成
- セッションオーガナイザー:齋藤 一弥(筑波大院数理物質)、藤森 裕基(日大文理)
- 明確な構造をもたない液体は凝縮系の物性科学において最も困難な対象であるが,時間・空間的に大きく揺らぐ構造が種々の興味深い物性もたらし,さらに生命を支える場を提供している。このシンポジウムでは,基礎科学の視点から種々の複雑液体の局所構造やそのダイナミクスに関する最新の話題を広く交流し,今後の発展の契機としたい。
- 招待講演
- ◇塩の溶媒和効果による溶液のナノ構造(高エネルギー加速器研究機構物質構造科学研)瀬戸 秀紀
- 依頼講演
- ◇複雑な液晶秩序とカイラリティー(DIC液晶材料技術本部)西山 伊佐
- ◇実験家が描くガラス転移の分子描像(東工大院理工)小國 正晴
- ◇ポリアモルフィズムから「ポリリキディズム」への発展(学習院大理)石井 菊次郎
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- S4.「フォトクロミック系の物性と光機能」
- キーワード:フォトクロミズム、メカニカル機能、液晶
- セッションオーガナイザー:新井 達郎(筑波大院数理物質)
- フォトクロミズムの研究は長い歴史を有するものであるが、特に最近、化学の多岐にわたる分野の研究者が活発に研究を行っている分野の一つである。1分子の機能から、結晶、液晶、高分子、分子集合体の光機能まで、最近のフォトクロミズムについて、討論を行う。
- 招待講演
- ◇光運動材料 - ナノとマクロを繋ぐ液晶 -(東工大資源研)池田 富樹
- 依頼講演
- ◇フォトクロミック分子による磁性と超伝導の光制御(慶應大理工)栄長 泰明
- ◇分子結晶のフォトメカニカル機能(愛媛大院理工)小島 秀子
- ◇アゾベンゼン系分子材料を用いる光誘起物質移動(室蘭工大院工)中野 英之
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- S5.「機能を指向する超分子化学のフロンティア」
- キーワード:超分子化学、機能性分子、ホスト-ゲスト化学
- セッションオーガナイザー:鍋島 達弥(筑波大院数理物質)
- 弱い分子間相互作用により形成される超分子は、共有結合で構成される従来の分子では実現が困難な構造や機能を与えることで注目され、その研究の近年の進歩は著しい。特に最近は、その特異な構造に起因した新しい機能の発現が次々と報告されており、有機化学、無機化学、生体関連化学、材料化学など、幅広い分野を包含した融合的な学問領域としての展開が注目されている。本シンポジウムは、この進展著しい機能性超分子について、第一線の研究者による招待・依頼講演、および一般講演を通してこの領域のさらなる発展を促すことを目的とする。
- 依頼講演
- ◇亜鉛イオンの特性を生かした超分子錯体の設計・合成と機能開発(東理大薬)青木 伸
- ◇カリックスアレーンを利用した機能性包接空間の創製(広島大院理)灰野 岳晴
- ◇共有結合法によるロタキサン合成と超分子としての機能(宇都宮大院工)平谷 和久
- ◇超分子有機ナノチューブのナノバイオ機能(産総研ナノチューブ応用研究セ)清水 敏美
- ◇ロタキサンスイッチで制御するヘリックス誘起(東工大院理工)高田 十志和
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- S6.「天然物化学とケミカルバイオロジー研究の最前線」
- キーワード:天然物化学、ケミカルバイオロジー、生物活性物質
- セッションオーガナイザー:木越 英夫(筑波大院数理物質)、繁森 英幸(筑波大院生命環境)
- 天然物化学は、日本のお家芸とも言える分野であり、これまでに、医薬品、微生物産物、海洋天然物などの幅広い分野で多くの生物活性物質が発見されている。そして、現在、それらの化合物を鍵化合物として用いた研究=ケミカルバイオロジーが世界的に展開されている。本シンポジウムでは、これらの鍵化合物の単離、構造、合成の化学研究から、活性機構研究、イメージング、薬学研究などの応用分野までの最先端研究を紹介し、今後のケミカルバイオロジー研究の方向を探る。
- 招待講演
- ◇巨大炭素鎖を持つ特異な天然分子(慶應大理工)上村 大輔
- ◇植物の知恵 -生物学と化学からのアプローチ-(筑波大名誉教授/神戸天然物化学)長谷川 宏司
- 依頼講演
- ◇アプローチの立案を楽しみながらの天然物合成(東大院農)渡邉 秀典
- ◇ワンポット連続反応を利用した生物活性アルカロイドの合成研究(慶應大理工)千田 憲孝
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- S7.「光エネルギー変換の未来」
- キーワード:光エネルギー変換、色素系太陽電池、電子移動反応制御
- セッションオーガナイザー:西村 賢宣(筑波大数理物質)
- 近年、環境意識の高まりによって自然エネルギーに再び注目が集まってきており、色素系太陽電池においても実用化の段階に入りつつある。現在、色素系太陽電池は高効率を達すべく、色素合成と機能化、反応機構の解明、セル構造と実用化の手段などについて、多方面からのアプローチによる研究が推進されている。このセッションでは、先端の研究者に講演を依頼し、今後の方向性や将来展望を含めた討論を行う。
- 招待講演
- ◇有機系太陽電池の新技術(東大先端研)瀬川 浩司
- ◇色素増感太陽電池高効率化への課題(産総研エネルギー技術)杉原 秀樹
- 依頼講演
- ◇ナノ層状粒子上の分子配列操作による光化学過程の能動的制御(首都大院都市環境)高木 慎介
- ◇超高速分光による次世代太陽電池における光エネルギー変換機構(産総研計測フロンティア)古部 昭広
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- S8.「不斉識別(キラルセンシング)」
- キーワード:不斉識別、分離・分割、超分子
- セッションオーガナイザー:廣瀬 卓司(埼玉大工)
- 光学活性化合物の認識、分離、分割を目指した不斉識別は、生体内の化学反応、有機反応化学のみならず、工業的観点からも重要な因子である。最近明らかにされた不斉識別現象、不斉識別に影響を与える諸要因に関して紹介頂き、討論を通して今後の発展の契機としたい。
- 招待講演
- ◇自然界における右と左 − 固体状態のキラリティー測定から巻貝の巻型決定まで(東大院総合文化)黒田 玲子
- 依頼講演
- ◇不斉エステル化によるラセミアルコールおよびラセミカルボン酸の速度論的光学分割(東理大理)椎名 勇
- ◇不斉自己触媒反応を用いるキラルセンシング(東理大総研)川ア 常臣
- ◇ジペプチドやアミノ酸塩の有機結晶を用いる包接現象と不斉識別(千葉大院工学)赤染 元浩
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- S9.「有機典型元素化学の新展開」
- キーワード:有機典型元素化学、エレメント化学、ヘテロ元素化学
- セッションオーガナイザー:関口 章(筑波大院数理物質)、斎藤 雅一(埼玉大院理工)
- 第2周期元素を主たる構成元素とする有機化合物の構造と反応性は、いわゆる有機化学として確立されてきた。最外殻の電子数が同じ同族典型元素は良く似た性質を示す一方で、周期の違いによる差異も認められており、個々の典型元素の個性を見極め、それを引き出そうとする研究が活発に進められている。 本シンポジウムでは典型元素を鍵元素とする化合物の構造や物性、機能や反応などの現状と展望について、最近の研究成果を基に実験化学・計算化学の両面から議論を行う。
- 依頼講演
- ◇ポリヘドラルオリゴシルセスキオキサン(POSS)の合成と官能基化反応(神奈川大理)加部 義夫
- ◇発光性2,3-ジヒドロ-3-メチレンセレノフェン誘導体の合成(埼玉大院理工)石井 昭彦
- ◇超原子価状態にある第三周期元素間結合の構築と性質(東大院理)狩野 直和
- ◇かさ高いRind基を有するジボラン化合物(理研)松尾 司
- ◇リン複素環一重項ビラジカルの機能性を探る -集積化とヒドリド還元によるアプローチ(東工大院理工)伊藤 繁和
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- S10.「フッ素に込められた期待<生体関連物質へのフッ素導入を中心に>」
- キーワード:フッ素修飾、生理活性、新薬創製
- セッションオーガナイザー:山崎 孝(東農工大院)、市川 淳士(筑波大院数理物質)
- 近年、フッ素系化合物のファインケミカル分野への進出にはめざましいものがある。特に医農薬分野においては、フッ素原子もしくは含フッ素アルキル基による修飾が、新薬創製過程において必ず検討される重要な手法の1つとなっている。今回のシンポジウムでは、最近発表された、生理活性を指向した化合物へのフッ素修飾に焦点を当て、様々な角度からの解説を通して、フッ素の魅力や能力を浮き彫りにしたい。
- 招待講演
- ◇フッ素の特異性に着目した反応開発と機能創出(東京薬科大薬)田口 武夫
- ◇新規含フッ素プロスタグランジン:緑内障治療薬タフルプロストの創製(旭硝子化学品カンパニー)松村 靖
- 依頼講演
- ◇含フッ素βアミノ酸の不斉合成とペプチド工学への応用(理研基幹研)石田 康博
- ◇含フッ素プリンヌクレオシドの合成(味の素アミノサイエンス研)鳥居 高好
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- S11.「導電性高分子材料の研究最前線」
- キーワード:導電性高分子、分子設計、電子デバイス
- セッションオーガナイザー:樋口 昌芳(物質・材料研究機構)
- 白川先生らによって生み出された導電性高分子は、現在でも重要な有機材料として研究開発が行われている。本シンポジウムでは、導電性高分子の分子設計、合成法、組織化、製造プロセス、デバイス化の各面における最新の研究成果を集め、理論と実験の両面から導電性高分子の理解を深めるとともに、環境・エネルギー材料としての将来性について討議する。
- 招待講演
- ◇被覆型分子ワイヤの合成と分子エレクトロニクス材料への応用(京大院工)寺尾 潤
- ◇導電性高分子ナノファイバーでつくる分子エレクトロニクス(東農工大院生物システム)下村 武史
- #招待講演者として他1名を予定
- 依頼講演
- ◇ドナー・アクセプター型ポリチオフェンポリロタキサン(物質・材料機構ナノ有機セ)池田 太一
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- S12.「ナノ空間材料の化学」
- キーワード:ナノ空間、機能性材料
- セッションオーガナイザー:浅川 真澄(産総研)、増田 光俊(産総研)
- ナノ空間材料(ナノチューブ、ナノファイバー、ナノカプセル等)は、基礎原理解明から部材・デバイス開発等への実用化まで、ナノテクノロジーを支える材料として期待されている。日本では精力的に研究がすすめられ、ナノ空間に特徴的な物性・現象を示すナノ空間材料が次第に明かにされつつある。本シンポジウムでは、ナノ空間を有する機能性材料の現状と技術課題、それらを支える各種有機、無機、高分子材料の最新動向に関して発表していただき討論する。
- 依頼講演
- ◇四官能性ポリマーからなるTetra-PEGゲルの構造と物性(東大院工)酒井 崇匡
- ◇ポリイオンコンプレックスを用いた水中におけるナノ空間の生成とその応用(東大院工)岸村 顕広
- ◇異なる表面をもつ有機ナノチューブの簡易大量製造(産総研ナノチューブ応用研究セ)小木曽 真樹
- ◇微細加工技術を用いたナノ空間科学へのアプローチ(名大院工)加地 範匡
- ◇ナノ空間にゆるく固定した分子の動きの電子顕微鏡解析(産総研ナノチューブ応用研究セ)越野 雅至
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- S13.「生命現象への大規模計算化学の挑戦」
- キーワード:大規模分子軌道計算、DNA、タンパク質
- セッションオーガナイザー:守橋 健二(筑波大数理物質)、渡邊 寿雄(東工大学国情セ)
- 計算化学的理論の発展とコンピュータ環境の急激な進歩によって、大規模計算化学を取り巻く環境はここ数年で劇的に変化している。これまでは不可能であった数千原子からなるタンパク質やDNAなどの生体高分子の電子状態計算が可能となり、それらの現実的な問題に対して、様々な応用も行われるなど発展がめざましい。本シンポジウムでは、このような大規模計算科学を用いて生命現象の解明に挑戦している方々に講演をしていただき、活発な討議を展開することを目的としている。
- #本シンポジウムは口頭発表を3件まで受け付けます。
- 招待講演
- ◇生体高分子系の高精度電子状態計算のための3D-Elongation法の基礎と応用(九大院総合理工)青木 百合子
- 依頼講演
- ◇フラグメント分子軌道法を用いた核酸系の大規模量子化学計算(みずほ情報総研サイエンスソリューション部)福澤 薫
- ◇オーダーN法第一原理計算によるDNA系の大規模計算(理研基幹研)大塚 教雄
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- S14.「金属錯体の特異な電子状態とその機能開発への展開」
- キーワード:遷移金属錯体、酸化還元、Redox-non-innocent 配位子
- セッションオーガナイザー:小島 隆彦(筑波大院数理物質)、島崎 優一(茨城大理)
- 遷移金属錯体の重要な性質として、多彩な酸化還元挙動が挙げられる。その酸化還元挙動を巧みに操ることによって様々な化学反応が進行する。また、金属上の配位子に酸化還元能を付与することによって、中心金属の酸化還元との協同性に基づく特異な電子状態を形成し、その電子状態特有の新たな性質・機能の発現が可能となる。本シンポジウムでは、金属錯体の酸化還元における金属と配位子の協同効果に関して議論する。
- 招待講演
- ◇アキシャル位配位子による高原子価マンガンサレン錯体の電子構造と構造の制御(分子研総合バイオサイエンスセ)藤井 浩
- ◇金属錯体を光触媒として用いる多電子還元系の構築(東工大院理工)石谷 治
- 依頼講演
- ◇ルテニウム錯体のレドックスが誘起する反応と錯体合成への展開(上智大理工)長尾 宏隆
- ◇二核ルテニウム錯体触媒による水の酸化反応(立教大理)和田 亨
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- S15.「先進ナノスケール構造体の科学」
- キーワード:ナノ構造体、ハイブリッド、構造特異機能
- セッションオーガナイザー:寺西 利治(筑波大院数理物質)
- 物質のサイズをナノメートルレベルにまで小さくすると、そのサイズに依存してバルクとは異なる特異な性質が発現する。また、これらナノスケール物質、およびそれらが空間配列した二次構造体は、その構造ならではの物理的・化学的性質を示すと期待されている。本シンポジウムでは、良質な有機、無機、ハイブリッドナノ構造体の合成やキャラクタリゼーションはもとより、構造に依存した特性の解明およびそれらの応用に関して討論する。
- 招待講演
- ◇高規則性アルミナナノホールアレーの形成と機能化(首都大院都市環境)益田 秀樹
- 依頼講演
- ◇有機シリカのナノ構造制御と高効率可視光発光(豊田中研先端研究セ)稲垣 伸二
- ◇金クラスターのサイズ特異的触媒機能(北大触媒研)佃 達哉
- ◇カーボンナノチューブ内部空間を利用した機能性一次元分子集合体の創製(産総研ナノチューブ応用研究セ)岡崎 俊也
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- S16.「パイ電子系分子材料」
- キーワード:パイ電子系分子、有機半導体、EL
- セッションオーガナイザー:田代 健太郎(物質・材料研究機構)竹内 正之(物質・材料研究機構)
- パイ電子系分子集積体を用いた材料設計は、合成化学者と材料科学者の緊密な共同作業により今後大きな発展が期待される研究領域である。本シンポジウムでは、半導体、EL、強誘電体等の材料を指向したパイ電子系分子の開発に取り組まれている専門家をお招きし、最新の研究成果の紹介と将来展望についての議論を行っていただく。
- 招待講演
- ◇強誘電的挙動を示すアキラルな液晶分子の設計(千葉大院工)岸川 圭希
- ◇有機EL発光材料の新展開(九大未来化学創造セ)安達 千波矢
- ◇可溶性有機半導体材料の開発と溶液プロセス有機トランジスタ(広島大院工)瀧宮 和男
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- S17.「企業の研究最前線」
- セッションオーガナイザー:浦田 尚男(三菱ケミカルホールディングス)
- 化学系企業の研究開発に焦点を当てたシンポジウムを開催する。企業の研究が、どのようなテーマで、どのように進められているかを中心に、各企業の特長のある製品開発の実際をアカデミアに在籍する教官、学生、ポスドクの皆さんを中心に聞いていただければと考え、本シンポジウムを企画した。
- 依頼講演
- #本シンポジウムの講演はS5〜S16のシンポジウム内で実施されます。講演者名の後ろに開催するシンポジウム番号を記載しました。
- ◇金・銀ナノ粒子濃厚懸濁液の製造とコーティング用色材への応用(日本ペイントR&D本部)小林 敏勝(S5)
- ◇化学が担う新薬の開発(塩野義製薬CMC技術研)鴻池 敏郎(S6)
- ◇家庭用燃料電池(エネファーム)の開発最前線(ENEOSセルテック)池松 正樹(S7)
- ◇生体触媒による有用化学品製造法の開発(三井化学触媒科学研)森重 敬(S8)
- ◇三菱ガス化学における機能性製品の開発について(三菱ガス化学研究技術統括部)関根 良彦(S9)
- ◇旭硝子のフッ素化学と機能性材料への展開(旭硝子中央研)森澤 義富(S10)
- ◇リチウムイオン電池用カーボン負極材の高性能化(日立化成工業機能性材料事業部)石井 義人(S11)
- ◇ナノインプリント技術と応用(日立製作所材料研)宮内 昭浩(S12)
- ◇線維型DNAチップの研究開発(三菱レイヨン横浜先端技術研)日下 孝司(S13)
- ◇排気浄化用触媒における貴金属粒成長抑制(豊田中研環境材料研究部)田辺 稔貴(S14)
- ◇富士フイルムFTD技術のヘルスケア製品への展開(富士フイルムライフサイエンス研)中村 善貞(S15)
- ◇電子機器用の高機能バイオプラスチックの開発(日本電気ナノエレクトロニクス研)位地 正年(S16)
一般研究発表
講演申込分類および依頼・招待講演は以下の通りです。なお、招待・依頼講演は3月現在の予定です。
- 1. 物理化学
- キーワード:マイクロ波分光,赤外・ラマン分光,電子スペクトル・電子分光・電子状態,磁気共鳴,結晶構造,固体表面,気体,液体・溶液,液晶・ガラス,相平衡・相転移,表面・薄膜・ナノ物性,クラスター・ナノチューブ,電導体,磁性体,光物性・その他,気相反応(機構・速度・ダイナミクス),クラスター,光化学反応(液相・固相・表面・膜),スピン化学・磁場効果,電子移動・エネルギー移動,放射線化学,電気化学・界面化学,非平衡系反応
- 招待講演
- ◇量子分子篩効果とその応用の可能性(千葉大院理)金子 克美
- 依頼講演
- ◇相関分子ダイナミクスの熱力学的検出(筑波大院数理物質)齋藤 一弥
- ◇two-color SFG分光による有機界面の構造(産総研ナノテクノロジー部門)宮前 孝行
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- 2.無機化学
- キーワード:無機化学の反応・構造・物性,固体化学(クラスター化合物・包接化合物・ゼオライト化合物,低次元構造化合物,三次元構造化合物,無定形物質),溶液化学,放射・核化学,希土類化合物,その他無機関連化学
- 依頼講演
- ◇大環状ポリ酸の核数変化と高次構造(東工大院理工)尾関 智二
- ◇周期性にディスオーダーがひそむ無機結晶(宇都宮大院工)井本 英夫
- ◇溶剤に安定に独立分散する機能性ナノ微粒子の低環境負荷合成(山形大理)栗原 正人
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- 3.分析化学
- キーワード:原子・分子スペクトル分析,レーザー分光分析(フォトサーマル,蛍光,時間分解,顕微分光など),X線分析,センサー,電気化学分析,質量分析,フローインジェクション分析(FIA),液体クロマトグラフィー(LC),ガスクロマトグラフィー(GC),電気泳動分析,マイクロ・ナノ分析(マイクロチップ・ウェル,超微粒子,単一分子検出など),分離・抽出・分析試薬の設計,プローブ顕微鏡,界面分析,標準試料・標準化,ケモメトリックス,データ解析法,環境・地球化学関連分析,臨床・医療・法医学分析,バイオ分析(核酸,遺伝子,タンパク質,細胞,イメージングなど),食品・医薬品分析,材料分析・材料解析(表面分析を含む),有機・無機・金属・複合材料分析など
- 招待講演
- ◇多重ガンマ線検出による高感度元素分析(原研原子力基礎工学)大島 真澄
- 依頼講演
- ◇ナノ薄膜材料を利用した生体分子センシングデバイスの開発(産総研生物機能工学)丹羽 修
- ◇メソ細孔内におけるポア拡散と表面拡散の解析(筑波大院数理物質)中谷 清治
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- 4.有機化学
- キーワード:構造と物性,反応機構 ,脂肪族・脂環式化合物,芳香族化合物,複素環化合物,ヘテロ原子化合物,有機金属化合物,有機光化学,有機電子移動化学,ハイスループット合成
- 招待講演
- ◇持続可能資源に基づく有機合成(産総研)坂倉 俊康
- 依頼講演
- ◇カチオン性ロジウム錯体の特性を活かした新規触媒反応の開拓(東農工大産官学連携知的財産セ)田中 健
- ◇含窒素天然物の全合成研究(東大院薬)横島 聡
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- 5.錯体・有機金属化学
- キーワード:錯体化学,有機金属化学,生物無機化学,材料関連化学
- 依頼講演
- ◇内部アルキンのビニリデン転位をめぐって(中央大理工)石井 洋一
- ◇新規ボレート配位子の開発と固定化錯体触媒への展開(神奈川大工)引地 史郎
- ◇金属(II)salen錯体の一電子酸化体の電子構造(茨城大理)島崎 優一
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- 6.天然物化学・生命科学
- キーワード:脂肪酸関連化合物、ポリフェノール(ポリ環状エーテル、マクロリド、エンジイン系化合物も含む),テルペン、ステロイド,アルカロイド,糖,アミノ酸、ペプチド,コンビケム・固相合成,ケミカルバイオロジー
- 依頼講演
- ◇がんの低酸素環境応答に着目した創薬アプローチ(学習院大理)中村 浩之
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- 7.生体機能関連化学・バイオテクノロジー
- キーワード:機能性低分子・分子認識(錯体,ポルフィリン,補酵素,イオン,ラジカルなど),核酸(モデル化合物を含む),タンパク質・酵素(タンパク質工学,酵素工学,ペプチド,モデル化合物を含む),糖(糖鎖工学,モデル化合物を含む),脂質・生体膜(モデル化合物,モデル膜を含む),細胞(バイオプロセス,細胞工学,代謝工学,培養工学を含む),生命情報(ゲノム,遺伝情報発現など),環境バイオテクノロジー・食品バイオテクノロジー・バイオセンサー,メディカルバイオテクノロジー,生体触媒反応
- 依頼講演
- ◇含ケイ素蛍光標識化試薬を用いる生体成分の可視化(群馬大院工)篠塚 和夫
- ◇ペプチドによる分子ジッパー形成とその評価(千葉大教育)山田 哲弘
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- 8.高分子化学
- キーワード:高分子合成,高分子反応,高分子構造・物性,機能性高分子,高性能高分子,生体高分子,高分子工業
- 招待講演
- ◇絹の固体NMR構造解析、新しい絹の設計・生産ならびに再生医療材料の開発(東農工大院共生科学)朝倉 哲郎
- 依頼講演
- ◇カーボンナノファイバーの階層的構造制御とその応用(東工大院理工)松本 英俊
- ◇液晶ディスプレイ用液晶性高分子フィルムの開発(新日本石油研究開発本部)真崎 仁詩
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- 9.触媒化学
- キーワード:表面・吸着,構造・物性・計算,調製方法,水素化・脱水素,分解・改質・脱硫等,酸化,酸・塩基触媒,ゼオライト,メソポーラス物質,環境触媒,光触媒,錯体・クラスター,有機合成・重合
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- 10.材料化学
- キーワード:製造法・組成・形態・物性,生体機能,光化学機能,エネルギー変換機能,電子・磁気機能,光学機能,分離機能,センサー,記録・記憶,表示,電子部品関連,光学部材,電池・エネルギー,分離部材,染顔料・塗料・インキ,接着剤・界面活性剤,ライフサイエンス,医薬・農薬,環境材料,高性能材料
- 招待講演
- ◇ナノファイバーの構造制御と機能化(首都大都市環境)川上 浩良
- 依頼講演
- ◇光増感反応を動作原理とする機能性分子・材料の開発(山梨大院医工)小幡 誠
- ◇旭硝子における高分子型燃料電池用膜・電極接合体の開発(旭硝子中央研)小寺 省吾
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- 11.エネルギー・環境・資源
- キーワード:石油,石炭,ガス化学,環境資源化学,再生可能資源化学,海洋資源化学,鉱物資源化学,資源開発・管理,エネルギー変換,エネルギー貯蔵,エネルギーの高度利用,電気化学,光化学,放射線化学・核化学・放電・プラズマ,高温化学・燃焼・火薬,超音波化学,大気環境化学,水質環境化学,廃棄物・土壌環境化学,安全化学,グリーンケミストリー,地球環境への材料の応用,環境調和,光触媒
- 招待講演
- ◇触媒を活用したバイオマスからの燃料・化学品合成(筑波大院数理物質)冨重 圭一
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